3月3日（日）、京華高等学校の第126回卒業式が行われました。おだやかな天気で卒業式日和となりました。今年は179名の生徒が京華生を卒業します。

今年の卒業生も新型コロナウィルス感染症の影響を大きく受け、様々な学校行事が中止・延期となりました。それでもめげずに頑張り、規制が緩和された今年度は、様々な場面で最高学年として模範となる振る舞いを見せてくれた、屈強な世代です。

卒業証書には自分が何番目の卒業生であるかが記載されています。その番号は19,000を超え、京華126年の歴史の長さを物語っています。

各種表彰では京華で素晴らしい実績をあげてきた生徒が数多く表彰されました。ぜひ、卒業後もますます活躍してほしいと思います。

校長先生の式辞には、「自由と責任の二律背反」に関するお話がありました。京華の門を巣立つとき、目の前には大きな自由が広がっています。京華で培ったネバーダイの精神を発揮し、何事にも果敢に挑戦してほしいと思います。そして同時に、自分の行動にも責任が求められます。時には周囲の声にも耳を傾け、信頼できる仲間を作り、支え合って生きていくことの大切さについて、卒業生も熱心に耳を傾けていました。

式の最後には在校生からの送辞、卒業生からの答辞があります。それぞれ、卒業生への思いや京華生活の日々を振り返りつつも、未来へ向けて力強く前進する決意に満ちた素晴らしいスピーチでした。

閉式後、各クラスで最後のホームルームが行われました。皆、別れを惜しみ、互いに激励する姿が印象的でした。

京華を巣立っていった179名の英才たちに栄光あれ！