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理科

教科書には、身の回りの不思議について、その仕組みなどが整然と書かれています。教科書を読んで知ってしまえば当たり前のことも、実はたくさんの研究成果が積み重なって導かれた結果です。
例えば、「植物が光合成をすると、二酸化炭素を吸収し、酸素を発生する。」その過程でデンプンができるということは、今でこそ小学生でも知る事実です。しかし、これだけのことを解明するために、少なくとも6人の研究者が関わり、1648年~1864年の約200年の歳月が費やされているのです。きっと、この過程では多くの試行錯誤があり、失敗が繰り返されたと思われます。もちろん、今と同じ条件ということはありませんが、未知の現象を解明する…ということに関しては同じことだと思うのです。
一つの疑問を解明してゆくには粘り強さと、基礎力が欠かせません。京華では実験や観察を多く取り入れ、実物に触れることで器具の扱いや手順を指導しています。それでも、きちんとやったのに思うような結果が出ないこともあるかもしれません。大切なことは、その時の“なぜ”に隠されています。失敗から多くのことを学びとることも大切なことなのです。実体験から生まれる興味が、君たちの将来に役立つように、心がけて授業をしています。

渡辺 昌和
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