歴史研究部では、昨年度の加曽利貝塚（千葉県）への巡検を踏まえ、実際に「縄文土器を作ってみよう！」という企画を行いました。

　今回は「一般社団法人　小牧野遺跡保存活用協議会」（青森県）が運営するオンラインショップで発売されている「ミニチュア土器作りキット」を利用させてもらいました。

　いざ作り始めてみると、なかなか思った形にならず、部員たちの表情も自然と真剣なものになっていきました。

　どのような形にするのかを悩んでいるうちに粘土が乾き始めてしまうなど、予期せぬ事態もありましたが、部員同士で相談し合いながら、土器を完成させることができました。

　色々と苦労もありましたが、部員たちにとっても「土器を作る」という体験は新鮮だったようで、今回の企画は好評のうちに終了しました。

　また今年度のKEIKAフェスタや京華祭でも、来場者を対象として土器作りの体験コーナーを設けてみてはどうかという意見も出ており、現在、具体的なアイディアを検討しています。

　今後も歴史研究部では、歴史を身近に感じられるような体験を重視しながら、歴史を学んでいきたいと思います。